仙台・青葉通のひと・こと・ものを
未来目線でご紹介するWebサイト

AOBA DORI MOVE

トークイベント「居心地の良いまちって何だろう?」を5/25に開催しました(6/7掲載)

去る5月25日、アーバンネット仙台中央ビル1階イノベーションスペースにて、トークイベント「居心地の良いまちって何だろう?」を開始しました。

このトークイベントは、2022年に実施した青葉通仙台駅前エリアの社会実験から効果検証で出てきた「居心地の良さ」へのニーズを踏まえ、仙台との繋がりがあり、かつ、外の視点をお持ちのゲストお二人を迎えて「居心地の良さ」について考えてみようというものでした。

ゲストにお迎えしたのは、宮城・荒浜地区「深沼うみのひろば」のディレクションをはじめ、全国各地の場づくりに携わる株式会社乃村工藝社プランナー・梶村直美さんと、青葉通のローカルラウンジ「Echoes」を運営するThe Youth代表・佐藤岳歩さん。

当日の様子を振り返ります。

 

1.オープニングトーク
初めに、青葉通仙台駅前エリアの近年の動き、2022年に実施した青葉通仙台駅前エリア社会実験「MOVE MOVE」について振り返りました。

 

2.ゲストプレゼンテーション①
梶村さんからは、宮城・荒浜地区「深沼うみのひろば」と大阪・京葉ガス「てらす」の事例を元に、あらゆる人が集まる場を、まちのひとに関わっていただきながらゆるやかに作り上げていくプロセスをお話しいただきました。

株式会社乃村工藝社 プランナー 梶村 直美 さん
企業ショールームや展示会、複合商業、ホテルなど多岐に渡り、プランナーとして施設事業の開発・計画の経験をもつ。空間をメディアとして捉え、企業や事業のメッセージを具現化するコミュニケーションデザインが強みで、ブランディング視点での場づくりや体験設計を多様な施設事業でご提案。また、場の持続性を目的に、多様な方々と共創しながら築き上げる運用の仕組みづくりを自身のテーマとして取り組む。

 

3.ゲストプレゼンテーション②
佐藤さんからは、仙台の「Echoes」と六本木の「Common」を作るにあたり、紐解いたそれぞれのまちの成り立ちや、そこから組み立てた場の役割やこだわりをお話しいただきました。

株式会社TheYouth 代表 佐藤 岳歩 さん
1997年、宮城県仙台市生まれ。「若者と世界を繋ぐ」を理念に、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況づくりをおこなう「The Youth」を創業。2021年、ローカルラウンジ「Echoes」(宮城・仙台)をオープン。2022年、カフェレストラン&ミュージックバーラウンジ「Common」(東京・六本木)をプロデュース、運営する。現在は、東京と仙台の二拠点で活動中。

 

4.クロストーク
ゲストのお二人と共に、人が集う空間の「居心地の良さ」とは何か、仙台駅前とそこから伸びる青葉通の「居心地の良さ」とはどんなものか、これからの仙台駅前・青葉通に必要な「居心地の良さ」以外の視点についてクロストークしました。

クロストークでは、誰かとの交流や繋がりを作る機会ということだけではなく、一人でいられる場所や日常から「逃げられる」場所、 リビングや土間のような「公」と「私」の間のようなところ、そんなキーワードも見えてきました。

 

「居心地の良さ」に正解はありませんが、街の人それぞれが思い描く「居心地の良さ」がたくさんあるまちを目指していけたらと思います。

ご参加いただいた皆様、有難うございました!

(左から)佐藤岳歩さん、梶村直美さん、ファシリテーター奥口文結、仙台市 颯田賢哉

 

■アーカイブ映像(外部WEBサイト※YouTube)

【前編】「オープニングトーク」「ゲストプレゼンテーション」

【後編】「クロストーク」「質疑応答」

 

■グラフィックレコード

 グラフィックレコード①を詳しく見る

 グラフィックレコード②を詳しく見る

 

■質問

当日チャットツール「LiveQ」で寄せられた質問はこちら(PDF)

 

■アンケート結果

当日ご参加いただいた皆様からの回答はこちら(PDF)