「青葉通ざっくばらんトーク」第1回オフィスワーカー編開催報告(3/29掲載)
「青葉通ざっくばらんトーク」は、2022年度に行われた社会実験「MOVE MOVE」の結果を踏まえ、関心のある方からこれからの青葉通について本音のご意見をいただく、対象者を絞った非公開形式のトークイベントです。2023年11月に、1回目のイベントが開催されました。
率直なご意見をいただくため、写真撮影・録音を行わず、リラックスできる空間で2 名のファシリテーターが発言を促します。発言の要旨は、会の終了後、グラフィックレコードという手段にてイラストでまとめております。
<第1回開催概要>
■日時:2023 年 11 月 29 日(水) 19:00~20:30(開場:18:45)
■対象者:青葉通周辺の企業 にお勤めのオフィスワーカー
■参加者:7 名
■場所:enspace
■レポート:
第1回の対象者は普段から青葉通にお勤めのオフィスワーカーの皆さん。支店の多い仙台市だからなのか、県外から移住してきて1〜5年目の参加者が7名中6名と多めでした。今回も、青葉通周辺の地図を大きく印刷し、普段勤めていてよく行くオススメスポットは?という雑談から始め、徐々に街のイメージづくりや都市計画の話に話題を移していきました。
仙台以外の街のこともよくご存じの皆さんなので、1番盛り上がったのは、森記念財団都市戦略研究所が発行する「日本の都市特性評価2023」。日本の主要都市の特性をさまざまな指標に基づいて数値化し、ランキング形式でも見ることが出来る資料で、仙台市は全国7位です。資料内では『バランスのとれた総合力が強みの杜の都』との記述があり、共感の嵐。これを受けて会場内で出た「都会として十分生活はしやすいけれど、県外から友達が来たときに案内するところに迷う……」という具体的なエピソードには、複数の参加者が「分かる〜!」とうなずいていました。
そうした比較をしたあとに語し合う青葉通。
「面白いスポットは点在しているのに、シンボルになるものがないのでスルーされやすい」「オフィス街って一言でまとめられて終わり」「イベントをやっているイメージがない」といった現状が浮き彫りになり、こうなったらいいな!というイメージも飛び出しました。
例えば、「オフィス勤めの方が一息つける」「地元のパンやスイーツを楽しめるイベントを開催している 」「代表するランドマークがある」「広くてきれいな歩道と新緑とテイクアウトの品を楽しみながら歴史探訪もできる」など、それぞれに願う青葉通を伺うことができました。
県外から来て勤めている方も多い青葉通だからこそ、仙台全体のイメージに紐づくようなメインストリート同士の個性が、もっと色濃く出てくると良いのかもしれませんね。
■【イベントVol.1】イラストレポート①
■【イベントVol.1】イラストレポート②
■【イベントVol.1】イラストレポート③
以下は、前回の記事でも掲載した、会に気持ちよく参加いただくためのコミュニティルールや資料です。
■コミュニティルールについて詳しく見る
ざっくばらんトークコミュニティルール(PDF)
■トーク会の中で使用している資料を詳しく見る
社会実験レポート「MOVEMOVE」って、どうだったの?(PDF)
2024年度も、こうした非公開形式でのトーク会や、これまで参加いただいた方同士の交流会を継続予定です。ぜひご参加ください。